悩みタイトル

今回のテーマは「腱鞘炎」です。
誰もが聞いたことがあると思いますが、具体的にどんな症状があるのか、例をあげていきます。
皆さんの中にもこんな症状で悩まれている方がいるかもしれません。
親指を曲げたり広げると手首が痛む
手の甲が腫れている
押すと痛む
手の甲が熱を持っている
親指の付け根が腫れている
親指の付け根が痛む
親指を開こうとすると引っかかりを感じる/span>
このようなお悩みが1つでもある方は腱鞘炎の可能性があります。

腱鞘炎に対する当院の考え

では「腱鞘炎」とはどういった原因で起こるのか、そもそもどういったものなのかを説明させていただきます。

腱の損傷は「断裂」と「炎症」の2つに分類されていますが、腱鞘炎は炎症によって起こる損傷です。

様々な原因がありますが、指の使いすぎによって起こる事が多いです。
また、その方の筋肉や腱の柔軟性、疲労状態にも影響されます。

パソコン、スマートホンの使いすぎ。
更には家事や育児によるもの。
球技スポーツによるもの。
(中には出産時、更年期等、女性ホルモンの低下によって起こる方もいます)

中年女性、20代の女性に多く見られます。

お仕事はもちろん、勉強やプライベートでの指の使いすぎは誰にでも起こりうる問題かと思います。

少しでも心当たりのある方は、ぜひ当院に来て頂きたいです。

腱鞘炎を放っておくとどうなるか

この「腱鞘炎」を放っておくと、手のひら側の症状ですと、痛みや腫れが引かず重症化すると自分の力では指の曲げ伸ばしが出来なくなります。

指の付け根の痛みを感じる症状では、こちらも痛みが強くなり指の曲げ伸ばしが障害されます。

中には、リウマチに似た早朝のこわばりを感じる方もいます。

病状が悪化すれば、なかなか改善が見られず長期間の安静やオペが必要になったり、病院でのステロイド注射をしなければいけなるかもしれません。

このように、痛みや動作の制限によりお仕事の作業に支障を来たしたり、プライベートで言えばゲームが出来なくなったりスマートホンやPC作業もスムーズに行えなくなる可能性が十分にあります。

腱鞘炎の軽減方法

腱鞘炎を改善するには、まず、手指の運動を制限してください。
3週間~4週間ほど、安静にして頂きたいです。
お仕事でどうしても使わなければならない方は、テーピングやサポーター等で固定をしつつ、使うようにしてください。
(当院でも固定、補助用のサポーターがありますので必要であればぜひお声がけください)

曲げ伸ばしの体操やマッサージもオススメです。行うタイミングとしては、お風呂の中で温まっている時です。血流も良くなっているので最適かと思います。

使い過ぎる時は動かしすぎる事のないように固定をしますが、使わなすぎると固まってしまうので注意が必要です。

心配な方は病院で診断して貰ったり、私たちの元へ来て頂き状態を診させてください。

腱鞘炎に対する当院の施術メニュー

当院では、主に指圧や遠赤外線での血流改善を行っています。
他動的に手指の運動を行ったりマッサージによる施術も致します。

更に、当院でオススメしているのは鍼灸師による鍼の施術です。
鍼には筋肉の柔軟性を高めたり、血液循環を促進させる働きがあると言われています。

指圧やストレッチと鍼による施術を組み合わせて行うとより改善スピードが上がるかと思います。

姿勢不良から来る血流悪化が原因の方も中にはいらっしゃると思います。
そういった方には矯正や猫背改善等もオススメです。

他に電気等もありますが、人それぞれ施術メニューに合う合わない等の相性がありますので、1度受けて頂きその後の方針を決めて行くと良いでしょう。

ぜひ、一緒に改善に向けて頑張りましょう!!!

施術頻度はどのくらいか

その方の現在の症状によりますが、細胞の入れ替わる期間が約3ヶ月なので、その期間が目安です。
来れる方は痛みが治まるまで毎日でも通って頂けると良いと思います。
難しい方は、普段のご自身での予防に加え最低でも週に1度は来てください。
少しでも生活やお仕事、お勉強の力になれるよう協力させてください!
お待ちしております。