手足のしびれ
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じっと何もしていなくてもピリピリする
ジンジンする
何かに刺されているような感覚がある
力が入りづらい
手足が動かしづらい
ボタンがかけづらい
つまむ動作が不自由になる
うまく歩けない
椅子から立ち上がれない
早朝痺れを感じ、手を振ると軽減する
痛みと痺れを同時に感じる
こわばりを感じる1つでも当てはまる方は、何かしらの障害や疾患を抱えている可能性があります。
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手足のしびれにおける当院の考え
手足の痺れには様々な原因がありますが、多くは末梢神経の障害とされています。
手の痺れで最も頻発する障害は、『手根管症候群』です。正中神経と言う神経が圧迫されて起こる障害です。症状としては手指の痛み、筋力低下です。変形性関節症やリウマチが招くケースもあります。女性に多い障害とされています。
当院でもこの障害で悩まれている患者様が多くいらっしゃいます。
さらには、骨折による合併症も考えられます。
(橈骨・尺骨・正中・腓骨神経麻痺、足根管症候群など)
足の痺れでは、腰椎椎間板ヘルニア等があります。診断されない原因不明の物を坐骨神経痛と表現される事が多いです。
神経の圧迫の他には…
膠原病や代謝性疾患、免疫に関連するもの等、痺れには様々な原因があるので日常生活において気になる方は直ぐに対処する事を考えて頂きたいと思っております。 -
手足のしびれを放っておくとどうなるのか
絞扼神経障害では、そのまま放置していると(機能)運動障害の悪化や、拘縮の合併などが起こるケースもあります。
そうなれば、手術が適応になる可能性も出てきてしまいます。
障害によっては、変形してしまい見た目にも現れてきます。
機能障害や変形、痛みの悪化は、お仕事はもちろん日常生活にも影響します。
やがて心にも悪影響を及ぼします。
その痺れが外傷(骨折など)によるものなのか、オーバーユース(使い過ぎ)によるものなのか原因は様々ですが、症状が現れたら直ぐに整骨院や病院を受診し最悪なケースを避けるべきだと思います。
皆様が痛い思いをしたり苦しまずベストな状態で日常生活が送れるようにと願っております。 -
手足のしびれの軽減方法
ここでは、絞扼神経障害の中で最も頻発するとされる「手根管症候群」のお話を進めていきます。
※その痺れが外傷(骨折など)によるものであればまず固定が必要ですので骨折、脱臼の有無も確認します。
神経圧迫が原因であれば、まずは保存療法です。安静が必須です。(時に固定が必要な場合もあり)
しかし、現実的に考えてもお仕事等で使わなければいけない場合もあると思います。
患者様にもそういった方が多くいらっしゃるので使いながら当院に通ってもらいケアしております。
サポーター等で保護しながらのお仕事もオススメしています。(当院では、サポーター類も扱っておりますので気になる方はスタッフまでお願い致します。)
拘縮の危険性がある場合は他動運動もしなければいけません。 -
お勧めする手足のしびれに効果的な施術メニューは?
指圧も有効な手段だと思いますが、それだけでは浅い筋肉にしかアプローチ出来ません。ですので、鍼や電気で神経を圧迫している筋肉をしっかり緩めてあげる事が必要です。
さらに、日常生活やお仕事を続けながらケアしていくには姿勢の改善や柔軟性も重要な要素になってきます。
当院では、指圧、鍼、電気で痛みや痺れを取った後に姿勢や柔軟性にも目を向けて行きます。
痛みや痺れ自体を取っただけでは一時的な物に過ぎません。再度繰り返さない為にも骨格の矯正、ストレッチを受けて頂きたいです。
ご自身でケアするにも限界があります。
疾患や症状によって骨格の矯正が難しい方もいらっしゃいますが、そういった方には猫背改善治療や肩甲骨はがし、筋膜ストレッチ、骨盤はがしなど筋肉・筋膜へのアプローチをオススメしています。患者様お一人おひとりに合ったメニューを提供しておりますので、ご安心ください。
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軽減するために必要な施術頻度は?
細胞の入れ替わる期間は決まっており、90日間、約3ヶ月です。
(※絞扼神経障害による麻痺であれば安静や過度な使用、動作を控えて頂く可能性もありますし、3ヶ月以上、痺れの変化がなければ病院へ紹介させて頂くケースもあります。)
まず、3ヶ月を目安に最初は週に2~3回、時間に余裕があれば毎日でも通って頂きたいです。少しでも早く症状を改善できるよう、当院でもしっかりサポートさせていただきます。