肩甲骨はがし
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肩甲骨はがしとは?
肩甲骨はがしとはなんなのか、最近テレビなどで取り上げられております。家での生活が増えたり、リモートワークで悪い環境での仕事を余儀なくされている方が増え、肩こりや肩の動きに悩まされる方が多くなっております。それを改善すべく対処法として注目されているのが肩甲骨はがしです。
肩甲骨を動かすことにより、肩甲骨周りの筋肉をほぐしていきます。悪い姿勢により硬くなった肩甲骨周りの筋肉をほぐし、肩甲骨に張りついている筋肉を剥がすことによって筋肉本来の動きや肩関節の可動域、血流を良くします。また肩甲骨周りの筋肉は肩を動かすことだけではなく、姿勢を維持するための役割もあります。身体の健康だけではなく見た目の改善も期待出来ます。 -
肩甲骨まわりが固くなる原因とリスク
一番の原因は姿勢の悪さです。
長時間のパソコンやスマホ作業により前傾姿勢が続いてしまう、身体の前で作業をすることにより肩が前に倒れてしまう状態が続くと肩甲骨まわりの筋肉に多大な負荷がかかり、筋肉が硬くなってしまいます。また肩だけの問題ではなく、首の位置も肩こりの影響となります。最も多い現代病として言われているがストレートネック。その名の通り首の頚椎がまっすぐになり頭を支える際に大きな負担となります。さらに、運動不足も大きな原因のひとつとなります。筋肉が緊張して硬くなることにより血流が悪くなり筋肉のハリ、コリ、痛みなどを感じやすくなります。この状態を放置してしまうと、慢性化し、頭痛やめまい、眼精疲労などを伴う場合があります。 -
肩甲骨はがしをするメリットとは?
肩甲骨はがしをするメリットとして大きく3つあります。1つめは、肩こりの解消。2つめは、肩の可動域の向上、3つめは、良い姿勢が維持出来る様になります。肩こりの解消は、硬くなった筋肉がほぐれることにより血流が良くなります。その他の不調をも防ぐことが出来ます。肩の可動域が正常に動くことにより、日常生活に支障が出なくなります。可動域に問題が生じると今まで出来ていたことが出来なくなり、痛みはもちろんのことストレスも蓄積されます。3つめの良い姿勢の維持に関しては、肩甲骨を内側に引き寄せ姿勢を起こしてくれる筋肉、菱形筋が大きな役割を担っています。この筋肉が正常に機能することで良い姿勢を維持しやすくなります。
自分でできる肩甲骨はがし
肩甲骨は他の骨とは違います。他の骨は関節を作りある程度固定されてあります。しかし肩甲骨に関しては背中に張り付く様にくっついており、その周りを筋肉が纏い肩甲骨を背中にくっつけております。したがって肩コリや五十肩が起こってしまうのは肩甲骨周りの筋肉が動かされておらず、その為肩甲骨が動かない事に起こる硬直と言われております。自分で出来る肩甲骨はがしはいくつかあります。ひとつはアイロン体操を行うことです。1〜3キロの重りを持ったまま力を抜いて腕をブラブラする体操です。これを行うことで肩の運動とストレッチを同時に行います。またタオル体操もあります。タオルの両端を両手で持ちながら首の後ろに通す体操です。少しずつ毎日行うことで変わっていきます。
当院の肩甲骨はがしとは?
肩甲骨は他の骨とは違い、筋肉に纏われており背中にくっついております。その為当院の肩甲骨はがしは肩甲骨周りの筋肉を全てアプローチする事で施術前と施術後では劇的な違いを生み出します。まずアプローチすべき点としては肩甲骨を背骨に寄らせる菱形筋です。その次は腕を脇に閉め肩甲骨の外側にある大円筋と小円筋をアプローチします。同じく腕を脇に閉める作用する広背筋もストレッチしますが、同時に運動療法を行います。また肩を上に上げる棘上筋も押さえたまま運動療法を行い、肩甲骨を外側に牽引します。そうすることで以前の肩甲骨とは違い、劇的な変化を生みます。肩コリや五十肩は肩甲骨周りの筋肉が硬くなる事で肩甲骨が正常な動きが出来なくなり、腕や首に負担がかかってしまうので、そこを改善すれば腕や首も楽になります。