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こんなお悩みはありませんか?

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日常生活に支障が出るほどの頭痛がある
吐き気や嘔吐
光や音、においに敏感になる
ズキズキ脈を打つような痛みがある
さまざまな頻度で頭痛が起こる
視界がキラキラと光る「閃輝暗点(せんきあんてん)」がある
1回の頭痛の発作が4~72時間継続する
ストレスや疲れが溜まると出やすくなる

これだけではなく他にも様々な症状があり、頭痛にも種類がいくつか存在します。片頭痛に関しては仕事が忙しい方などに起こりやすいと言われています。

片頭痛で知っておくべきこと

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片頭痛は珍しい疾患ではなく、誰もがかかる可能性のある身近な症状です。

そのため、片頭痛を予防するためには規則正しい生活習慣が大切です。たとえば、以下のような対策が挙げられます。

・痛みがないときには、適度な運動を行う
・片頭痛の誘因となる光やアルコールなどをできるだけ避ける
・症状が出た場合は頭を冷やし、静かで暗い部屋で刺激を避けながら休む

日本では片頭痛の患者数は約1,000万人に昇るといわれています。全国調査によると、15歳以上の片頭痛の有病率は8.4%であり、特に女性に多いのが特徴です。女性は男性の約3.6倍も発症しやすいとされ、男女とも10代から増え始めます。50代以降になると減少し、70代以降で片頭痛に悩む方はかなりまれとなります。

また、男女ともに20代・30代に多く発症するため、患者様自身の日常生活に影響が出るケースもあります。その結果、仕事の生産性が低下し、社会全体における経済的な損失も懸念されています。

症状の現れ方は?

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片頭痛がなぜ起こるかについては、完全には解明されていませんが、神経説、血管説、三叉神経説など、さまざまな説が研究されています。

片頭痛は、頭の片側または両側がズキンズキンと脈打つような強い発作を繰り返す症状です。普段通りに家事や仕事をこなすことができなくなり、寝込んでしまうこともあります。体を動かすと症状が悪化するため、歩いたり階段を上がることで痛みが強く感じられることがあります。また、吐き気や嘔吐を伴うことが多く、普段は何ともない光や音に対して過敏になるなどの症状が見られることもあります。しかし、痛みが治まると通常通りの生活や行動ができるようになり、片頭痛自体が命にかかわることはありません。

ストレスが続いた後に一段落し、ホッとしたときなどにも頭痛が起こることがあります。頭痛は数時間程度で治まることもあれば、3日間ほど続くこともあります。

その他の原因は?

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片頭痛は、日常生活のさまざまな要素が引き金となって発生すると言われています。

例えば、ストレスやストレスからの解放、寝過ぎや寝不足、女性ホルモンの変化(月経周期)、天候や気圧の変化、空腹や脱水、肩こり、アルコール、カフェインなどがきっかけになることがあります。また、一部の方では、アルコール、チョコレート、チーズ、柑橘類、ナッツなどの食べ物が発生に関連している場合もあります。

いずれにしても、どの要素が発生の引き金となるかには個人差があるため、頭痛に悩んでいる方は、日頃からどんなときに頭痛が起こるのか、またその頻度や痛みの度合いなどを記録しておくことも大切です。

片頭痛を放置するとどうなる?

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適切に治療を行わないと、「約3割が慢性化して増悪する」と言われています。痛みを放置することで、脳が痛みを感じやすくなり、その結果、頭痛の頻度が高くなると考えられています。

放置すると、加齢に伴い片頭痛自体は軽減することがありますが、難治性の浮動性めまいや頭痛、頭重感、耳鳴りなどを発症することもあります。また、片頭痛は脳梗塞やアルツハイマー病などの認知症のリスクを高める可能性があるというデータも出てきています。

片頭痛を慢性化させると健康寿命が2年縮まるとも言われており、さらに、片頭痛を抱えながら仕事をすると年間24万円の損失になると言われてます。

当院の施術方法について

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当院での施術方法として挙げられるのは、鍼施術、全調整鍼、頭蓋骨矯正などです。

【鍼施術】
鍼施術では、指圧では届かないような深い筋肉にアプローチすることができます。また、頭部にも鍼を刺すことができ、指圧以上の効果が得られると考えております。肩こりからくる片頭痛など、首肩の筋肉にも広くアプローチすることができます。

【全調整鍼】
次に全調整鍼についてです。身体の中に流れる気を整え、痛みのある部分を軽減する2つの施術を組み合わせた方法です。原因が不明な症状にもカウンセリングを通じて対応することができ、ストレスやストレスからの解放、ホルモンバランスの変化など神経系の症状にも対応することができます。

【頭蓋骨矯正】
頭蓋骨矯正は、首肩の筋肉や頭部に付着する筋肉にアプローチし、矯正を加えることで首肩全体のバランスを整えることに繋がると考えています。

改善していく上でのポイント

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ストレスや食べ物などのトリガーを特定し、それを回避することによって、片頭痛が起こるリスクを減らすことができます。また、規則正しい運動、睡眠、食事、十分な水分補給、カフェインやアルコールの摂取制限など、健康的なライフスタイルを維持することも片頭痛の予防に効果が期待できます。

さらに、規則正しい生活を送ることが大切です。睡眠は長すぎても短すぎても片頭痛の原因となるため、自分にとってちょうど良い睡眠時間を見つけることが大切です。ストレスをうまく発散することも心がけ、仕事などストレスの原因となるような行動とは別に、集中できる時間や趣味を持つことをおすすめします。痛みがないときは適度な運動も効果的です。