背中の痛み
こんなお悩みはありませんか?
スポーツ、筋トレなどによる筋肉痛のような痛み、筋肉疲労
姿勢の悪さ、ストレートネックなどからくる慢性的な痛み、違和感、可動域の低下、伸ばしたくなるような固まった感覚
天候、湿度の変化による痛み、辛さ
ヘルニアからくる痛み
高齢者の方などに多く、転んだ際に気付かぬうちに骨折している可能性
首の痛みからくる背中の痛み
ぎっくり腰のような急にビリっとくる激痛
内臓の不調による痛み
背中の痛みで知っておくべきこと
背中の痛みには様々な原因があります。例えば、椎間板ヘルニアは首や腰だけでなく、背中でも発生することがあります。これは主に重い荷物を持つなど背骨に負担がかかることで起こる可能性があり、加齢や姿勢の悪化も関与しています。
また、長時間のデスクワークによる猫背やストレートネックは、筋肉への負担を増加させ、背中や腰の痛みを引き起こす要因になります。
さらに、重い荷物を持った際や転倒した際には、背骨の圧迫骨折のリスクも考えられます。特に高齢者は気づかぬうちにこのような骨折を起こすことがありますので、注意が必要です。
症状の現れ方は?
長時間のデスクワークなどで同じ姿勢を続けることにより、背中が丸まって猫背になることがあります。これにより筋肉への負担が増し、血液の循環が悪くなります。その結果、筋肉がこわばって動きにくくなり、だるさや痛みを感じることがあります。
椎間板ヘルニアでは、背骨をつなぐクッション役の椎間板が飛び出し、神経を圧迫して痛みを引き起こすことがあります。この症状には、背中の痛みに加えて手足のしびれや脱力感などの症状も伴うことがあります。
骨折している場合は、寝返りを打ったときなどに背中が痛い、背中が曲がってきたなどの症状がみられます。
その他の原因は?
内臓疾患が原因となり痛みが出る可能性もございます。背骨の周りには神経血管が豊富に含まれているため、内臓疾患が原因で生じる背中の痛みの中には、緊急の施術が必要なものが少なくありません。
急激な痛みがある場合は、急性心筋梗塞や急性大動脈解離、肺塞栓症などの命に関わる病気の可能性も考えられます。
また、背中のどの部分が痛いかによって関連する疾患も異なります。
右背部が痛む場合は肝炎、急性肝炎、肝癌などの肝臓に関連する疾患、または胆石胆嚢炎、胆嚢癌、胆管癌などの胆嚢疾患が考えられます。
左背部が痛む場合は胃潰瘍、神経性胃炎などの胃に関連する疾患、膵炎、膵癌などの膵臓に関連する疾患、または狭心症、心筋梗塞などの心臓に関連する疾患が考えられます。
背部の中心部が痛む場合は急性腎炎や腎結石の可能性があるため、早急に受診しましょう。
背中の痛みを放置するとどうなる?
背骨が骨折している場合、放置すると歩行に支障を来す可能性があります。特に高齢者は骨粗鬆症により骨が弱くなっており、軽い衝撃でも骨折しやすくなっています。背骨周辺の神経や血管が圧迫されると歩行障害や寝たきりのリスクがありますので要注意です。
首から背中、腰にかけての痛みや足指のしびれ、坐骨神経痛と呼ばれる片側の足の後ろ側の痛みやしびれが代表的な症状です。これらは若い人にも見られ、放置すると背中から腰、足に激痛やつっぱりが生じ、動けなくなることもありますので、早期の施術が必要です。
当院の施術方法について
当院では様々な施術メニューがあり、背中の痛みに対する施術メニューは以下の通りです。
・矯正施術(スタンダード矯正、ライト矯正)
・肩甲骨はがし
・猫背矯正
・鍼施術
・EMS
・楽トレ
・矯正施術は骨格のズレや歪み、体のバランスを整える施術方法です。これにより、人間が本来持つべき「解剖学的肢位」を取り戻し、体の動かす関節の範囲や可動域を自由にすることができます。当院では特に多くの患者様に受けていただいています。
・肩甲骨はがしは短い時間で効果が出やすい施術となっております。首、肩、背中のハリが強い方、長時間のデスクワークの方、矯正施術・猫背矯正と併用して受けている方が多いです。
・猫背矯正では、猫背姿勢が長期間続くことで筋肉や関節に過剰な負担がかかるため、周囲の筋肉を緩めるためのストレッチ動作を行うメニューとなっています。
・鍼施術では、表面では取りきれない筋肉の硬さを深部まで届かせ、一時的な刺激を与えることで『自己治癒能力』を高める効果が期待できます。ピンポイントで的確にアプローチできるため、多くの患者様に支持されています。
・楽トレとEMSは電気刺激を活用した施術で、狙った筋肉とその周囲の動きを改善する効果が期待されます。楽トレは姿勢維持に不可欠なインナーマッスルを鍛えるのにも効果が期待できます。
改善していく上でのポイント
改善していく上で一番大事なことは『継続』していただくことです。
もちろん一回で効果を出すことは可能ですが、人間の脳には筋肉や骨格の形状記憶能力があります。一度の施術で改善されても、施術前の身体を脳は正しい位置だと記憶しているため、1週間もしないうちに元の状態に戻ってしまいます。そのため形状記憶を身体に定着させるためには継続した施術が必要です。
筋肉や骨格はすべて細胞からできています。筋肉細胞や骨格の細胞の更新周期は約90日と言われており、形状記憶と共に改善させるには12ヶ月以上の長期間の施術が重要です。